- マンションで定期的に行われる消防点検について
マンションでは各住戸のなかにある火災報知器などの消防設備を定期的に点検しにくる消防設備点検というイベントがあります。これは排水管清掃などと同じようにマンションならではのイベント事で、これからマンションに引っ越しされる方、特に今までずっと戸建て住宅に住んでいた方は要注意です。部屋が汚くなりがちな私的には排水管清掃と並んで事前に部屋を片付けなくてはならないし散らかっている部屋を点検業者さんに見られてしまうという、気持ちが重いイベントのひとつに位置付けられています。
マンションでは消防点検が定期的に行われる。
消防設備点検は年何回あって何を点検していく?
私のマンションでは1年に2回、定期的に消防設備点検が行われています。
点検業者さんが部屋のなかにやってきて火災報知器などに点検機材をあてます。すると
「キンコンキンコンキンコン。火事です!火事です!火災が発生しました!ウー!ウー!」
と大きな音で警報が鳴り出します。消防点検の日はマンションのいたるところでこの警報が鳴り響いてとても騒がしい1日になります。近隣にお住まいの方はさぞビックリすることでしょう。
- 火災報知器、非常ベル
- 家庭用消火器、スプリンクラー
- 避難ハッチ、緩降機
- インターホン など
※マンション毎に点検する設備は異なります。
マンションによって設置されている設備は異なりますが、多くの場合は各住戸に設置されている火災報知器と避難ハッチなどが点検の対象となります。点検当日は点検業者さんが部屋にやってきて家のなかに設置されているすべての火災報知器に点検器具をあててチェックしていきます。そしてインターホンとの警報連動チェックを行います。部屋によっては避難ハッチがあるのでバルコニーへの立ち入りもあります。所要時間がはおおむね10分から20分くらいです。
事前の掃除はどのくらい必要?
点検業者さんが消防設備までたどりついて点検できる程度の清掃と荷物の移動が事前準備として必要です。バルコニーに避難ハッチがある部屋では自分の部屋の避難ハッチ周辺の片付けだけでなく、上の階の避難ハッチからハシゴが降りてくる部分に障害物が無いようにしなければなりません。物干し竿や洗濯もの、収納ボックスや鉢植えなどバルコニーに置いてあるもの全般について注意が必要です。室内の火災報知器点検は、だいたい部屋の中央近くに火災報知器があるのでそこまでのルート確保と点検スペース確保が必要です。点検業者さんに全部屋のなかを見ていかれることになるので恥ずかしくて気乗りはいたしませんが、こればかりはしかたないのです。
消防設備点検を受けないとどうなる?
消防設備点検の結果、何か設備に異常があると機器の修理や取り換えをしなければなりません。もし不具合があればマンション理事会は修繕の予算組などをしますが点検からもれてしまうと実際の修繕からももれてしまう可能性があります。また検査をうけず、万が一火災が発生した時に消防設備に不具合があると自分の部屋だけでなくマンション全体に大変な被害がおよぶような事態になってしまいます。事前の片付けや物の移動、日程調整は大変ですがマンションの消防点検は受けるようにしましょう。

